各種検査
ご予約について
診療のご予約
当クリニックでは基本的にWEB予約(アイチケット)でご予約を承っております。
アイチケットで事前に問診票の記入をしていただき、順番が近くなってからご来院いただけますと待ち時間の短縮および感染予防対策になりますので、ご協力をお願いいたします。なお、当クリニックの一般診療は順番予約制であり時間予約制ではありません。
スマホをお持ちでない方、もしくはスマホの操作が困難な方(外国籍の方など)に限っては、お電話でも順番予約を受け付けております。
事前予約なく直接ご来院頂くことも可能ですが、順番の最後に予約をお取りすることになりますので、当日の混み具合によっては待ち時間が長くなる可能性がございます。あらかじめご了承ください。
WEB予約はこちらから
当クリニックで
対応している検査
病原体迅速抗原検査

迅速抗原検査は、専用の簡易キットを用いて原因となる病原体を見つける検査です。
診察室で短時間のうちにウイルスや細菌の特定を進められるため、インフルエンザや溶連菌など原因が分かればその場ですぐにお子さまにあった治療を開始できるものもあります。RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス、アデノウイルスなどは特効薬がなく、診断がついても治療法が変わらないため、感染初期の方や症状が軽い方に痛みを伴う抗原検査をするメリットはあまりないと考え、検査をおすすめしない場合もあります。
また、周囲の流行状況も的確な診断の大切な手がかりとなります。受診される前には、通われている園や学校などで流行っている病気がないか、あらかじめご確認の上でお越しいただけますと幸いです。
当クリニックで行っている病原体迅速抗原検査
-
A型・B型
インフルエンザ -
新型コロナウイルス
(抗原検査) -
RSウイルス
(2歳以上は自費) -
ヒトメタ
ニューモウイルス
(6歳以上は自費) -
アデノウイルス
(腸炎を除く) -
溶連菌
-
マイコプラズマ
-
百日咳(抗原検査)
検査方法
| A型・B型 インフルエンザウイルス |
毎年冬になると流行の波がやってきますが、その年にA型が多いかB型が多いかは、シーズンごとに変わります。 どちらの型でも調べ方は共通で、鼻腔もしくは鼻咽頭に綿棒を入れて検体を採り、5分程度で判定できますが、発熱間もないタイミングで検査すると偽陰性になることがありますので、38℃以上の発熱から12時間以上経過してからの検査をおすすめします。 |
|---|---|
| 新型コロナウイルス(抗原検査) | 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染の有無を迅速に判定するための検査方法です。 PCR検査と並んで広く利用されており、特に感染拡大防止のために重要な役割を果たしています。12歳以上のお子さまには有効な内服薬もあります。 |
| RSウイルス(※2歳以上は自費) ヒトメタニューモウイルス(※6歳以上は自費) |
鼻咽頭からの検体採取により5分程度でウイルス同定を行います。 RSウイルス、ヒトメタニューモウイルス感染症は特効薬がなく、風邪と治療法が変わらないため、軽い症状の方には検査をおすすめしていません。乳幼児でお熱が長引いたり、呼吸がゼーゼー苦しそうなお子さまに対しては検査を行い、陽性の場合は経過を注意深くみながら適切な診療を行っていきます。 |
| アデノウイルス(腸炎を除く) | 高い熱とのどの痛みが長く続くのが、このウイルスの特徴です。特効薬はなく、つらい時期をどう過ごすかが回復のカギを握ります。 だからこそ早めの診断が大切で、のどや鼻の奥をぬぐった検体を約10分で調べ、結果に合わせて自宅でのケアをご提案します。 |
| 溶連菌 | 抗生物質がよく効く病気ですが、熱が下がっても菌が残っていることがあり、合併症を防ぐには最低10日間、薬を飲みきらなければなりません。 治療を正しく始めるための入り口が、この検査です。綿棒でのどをこすり、10分ほどで結果が出ます。 |
| マイコプラズマ | 激しい咳が出て、熱がなかなか引かない。そんな経過のとき、この感染を疑います。 検体は、のどの奥にある咽頭後壁から綿棒で採り、約10分で判定が出ます。鼻から採るより痛みや苦痛が少なくてすむのも、お子さまには負担が軽い点です。 |
| 百日咳(抗原検査) | 特徴的な咳が出る前の早い段階で診断に近づけるのが、この検査の強みです。百日咳菌の抗原を見つける迅速キットを使い、鼻咽頭ぬぐい液から約15分で結果が出ます。 特別な機器はいりませんが、感染状況によっては、ほかの検査や全体の所見とあわせて判断します。 |
検査の結果に基づいた治療を
提案いたします
迅速検査でウイルスの種類や病名が判明することは、治療の「スタートライン」です。
当クリニックの一般小児診療では、インフルエンザや新型コロナウイルス、溶連菌感染症など、判明した原因菌やウイルスに合わせて、適切な薬の選択やご家庭でのケア方法を丁寧にご説明いたします。
「検査をして終わり」ではなく、その後の症状の経過や、周囲への感染予防までしっかりサポートいたします。検査結果についてのご不安や、日々の体調で気になることがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。
また、検査は痛みを伴うものです。「保育園から検査してほしいと言われた」「症状はないが不安だから検査してほしい」といった希望がありましても、診察の結果医師が不要と判断した場合は検査を行いません。小さなお子さまがとても痛い検査をしてでも得られるメリットがどれほどあるかを総合的に判断して診療を行っておりますので、どうぞご理解いただけますと幸いです。
新型コロナウイルス検査
(鼻咽頭抗原定性検査)

新型コロナウイルスは、発熱や咳、喉の痛みなどの風邪症状を引き起こすウイルスで、特にお子さまの場合は急な高熱や食欲低下が見られることがあります。
当クリニックでは、このウイルスへの感染を調べるため、お子さまの小さな鼻にも負担が少ない極細の綿棒を用いた「抗原迅速検査」を行っています。検査はわずかな時間で終了し、短時間で結果を確認できるため、適切な治療やホームケアへと速やかにつなげることが可能です。
感染拡大防止のため、ご来院の際はお車での待機や隔離室での対応など、安全な環境づくりを徹底しておりますので、お子さまの体調に不安を感じた際は、どうぞ安心してお気軽にご相談ください。
鼻咽頭抗原定性検査でわかること
鼻咽頭抗原定性検査は、体内に新型コロナウイルスが存在するかを判定するものです。
ウイルス特有のタンパク質(抗原)を検出する仕組みで、15分ほどの短時間で結果が判明するのが最大のメリットです。
陽性・陰性がその場ですぐにわかるため、適切な治療や隔離期間の判断、ご家族への二次感染予防に速やかにつなげることができます。
なお、ウイルスの量が少ない発熱直後などは正しく判定できない場合があるため、発熱から12〜24時間ほど経過したタイミングでの受診が推奨されます。
検査方法
検査では、ウイルスが最も集まりやすい鼻の奥(鼻咽頭)の粘膜をぬぐって行います。
お子さまの小さな鼻に合わせた「極細のしなやかな専用綿棒」を使用します。経験豊富な医師やスタッフが、お子さまの姿勢を安全に固定し、鼻の入り口から水平にスッと綿棒を挿入します。鼻の奥に到達したら数回くるくると回転させて検体を採取しますが、処置自体はわずかな時間で終了します。
一瞬の違和感で驚いてしまうお子さまもいらっしゃいますが、痛みや負担を最小限に抑えるよう細心の注意を払って進めますので、どうぞ安心してお任せください。
アレルギー検査装置

指先からのごく少量の採血で、41項目のアレルゲンを一度に調べられる検査を行っています。免疫がしっかりしてくる3歳以降の検査をおすすめしていますが、1歳すぎ〜3歳未満のお子さまについては個別にご相談ください。0歳の赤ちゃんは、まだ正確な診断につながりにくいため、当院では原則として検査を行っておりません。
また、検査を希望して受診された場合も、お話を伺った結果、医師の判断により検査が不要となる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
結果は通常、翌日以降に説明が可能です。以下の項目以外を詳しく調べたい場合は、結果まで約1週間かかりますが通常の採血で対応いたします。
また、スギやダニのアレルギーをお持ちの方には、舌下免疫療法(保険診療)も行っています。ご希望の方は、スタッフまでお気軽にお声がけください。
検査でわかるアレルゲン一覧
- 吸入系・その他(19項目)
- ヤケヒョウダニ、コナヒョウダニ、ハウスダスト、ネコ皮屑、イヌ皮屑、ゴキブリ、ガ、スギ、ヒノキ、ハンノキ、シラカンバ、カモガヤ、オオアワガエリ、ブタクサ、ヨモギ、アルテルナリア、アスペルギルス、カンジダ、ラテックス
- 食物系(22項目)
- 卵白、オボムコイド、ミルク、小麦、ソバ、ピーナッツ、ゴマ、大豆、米、キウイ、モモ、バナナ、リンゴ、トマト、鶏肉、牛肉、豚肉、サケ、サバ、マグロ、エビ、カニ
スポットビジョンスクリーナー

スポットビジョンスクリーナーとは、生後6ヶ月の乳児から大人まで、短時間で目の異常をスクリーニングできる携帯型の手持ち屈折検査装置です。
お子さまの視力は、成長とともに発達していく大切な機能ですが、自分から「見えにくい」と伝えることは難しく、周囲も気づきにくいのが現状です。この装置は、カメラのような機器を離れた場所から数秒間見つめるだけで測定できるため、従来の視力検査が難しい小さなお子さまでも負担なく受けることができます。
当クリニックでは、弱視などの早期発見・早期治療につなげるための重要な健康診断の一環として導入しており、一人でも弱視になるお子さまを減らしたいという思いから、無料で検査を行っています。
スポットビジョンスクリーナーで分かること
自覚症状が出にくい段階で客観的な数値を確認できる点に、この検査の意味があります。視覚の感受性は生後1歳半頃にピークを迎え、6~8歳頃に大人と同じ水準へ達します。この大切な時期に屈折異常や斜視などが見逃されると、正常な視覚刺激が脳まで十分に届かないために視力が十分に発達せず、弱視として残ることがあります。弱視は早期に発見し、適切な治療を開始することで改善の可能性が大きく高まります。
スポットビジョンスクリーナーは、近視・遠視・乱視といった屈折異常、左右の屈折のずれ、瞳孔の不同、斜視まで、複数の項目を瞬時に把握できる機器です。事前の点眼薬や、大きな機器をのぞき込む必要はありません。
検査方法
検査方法はとても簡単で、痛みや不快感は一切ありません。
お子さまは親御さまに抱っこされたまま、1メートルほど離れた位置から装置を数秒見つめるだけで検査は終わり、準備を含めても1分とかかりません。装置は光や電子音でお子さまの注意を引きつけます。そのおかげで、言葉でのやりとりがまだ難しい乳児も、じっとしているのが苦手な子も、視線が合ったわずかな間に両目のデータがそろいます。痛みも不快感もないので、嫌がって泣いてしまう心配もありません。瞳孔をしっかり開かせるために暗いお部屋で検査を行うので、暗いところが怖くてお子さまが泣いてしまうこともあります。何度か挑戦してみても大泣きで検査が難しい場合は、無理せずまた日を改めてご機嫌が良いときに再度検査を行いましょう。

